カテゴリー : 印刷について

印刷について ー加工についてvol.1ー

印刷物の加工には、断裁などの仕上げ加工の他にも、

色々な加工があります。

 

その全ては、

「他にないもの」に昇格するためです。

気持ちとしては、

「自分の個性を出す」

「印象付けるため」

などがあります。

 

自分も加工には詳しくはないので、知ってる範囲内にて

書かせてもらいます。

 

自分が利用したことのある加工としては、

(製本や折りはまたにして、)

・抜き

・レーザーなどによるカット

・箔押し

・エンボス

・表面処理

くらいでしょうか。

 

それぞれ目的も異なれば、方法も価格も様々であり、

やはり主張しやすいのは、「抜き」と「箔押し」でしょうか(^^♪

 

でも逆にデザインによっては効果がなかったり、

結構高度なテクニックを要します。

 

デザインについてはあんまり専門ではないので、

技術的な話をこれからしていければと思ってます。

 

ちなみに「てんぷら」では、プロッターカットという自由な形にカットできる

オプションと、箔押しが選択できます(*´∀`*)

 

価格も手頃に設定させて頂きましたので、ご利用ください。

 

つづく>>>

 

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印刷について ー色についてvol.4ー

やはり印刷物の色は奥が深いですね。

 

オンデマンド印刷はトナーにて印刷するのですが、

オフセット印刷(普通の印刷と言ったら)だとインクなので、

紙や環境によって色々な反応を見せます。

 

たとえば、紙によって色の出方が変わります。

印刷したときはピッタリな色だったのに、乾燥している間に

色が変わったりします。

 

また、梅雨の時は乾きにくかったり、

左右で色が少し変わったりと様々あります。

 

そのオフセット印刷もそういう現象が起きにくくなるように

機械も技術も上がっておりますが、まだ発生します。

 

それに比べて、オンデマンド印刷は、

何枚印刷してもずっと同じ色ですし、乾きを待たなくてもいいし、

左右で色が変わることはないし、前とほぼ同じのが出来上がるし、

と、いいことばかりです。

 

正直に言うと、多少問題もあります。

せっかく超マットな紙を選択しても、やはりトナーなので

表面に付いてるだけのため、紙の質感を若干失うことになります。

 

また、印刷時に高温な部分を通過するため、

色には問題ありませんが、季節によって紙の状態が変化し、

印刷に少し影響を及ぼすことがあります。

 

それでも、すぐに印刷でき、すぐに納品でき、

すぐにお客さんが受け取れるオンデマンド印刷は、

最高です(≧∀≦)

 

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印刷について ー色についてvol.3ー

黒にも赤にも色々ありますが、更にズバリの色を表すために

「特色」というものがあります。

 

まさに特別な色です。

 

印刷物の色はCMYKの4色で構成されており、

その混ぜ方で無限の色使いができます。

ただそれを毎回混ぜ合わせて作るのではなく、

混ざった状態の色を買っておくと、想定した色と

大きな差は発生しにくく、どこでも大体同じ色になります。

 

だから、印刷屋さんとお客さんで、この特色の色を知っておけば、

「何番の色でお願いします」>>「了解です」と、

話が早くなります。

 

この特色もインクメーカーによって様々あり、

全く以て把握することは不可能です。

そして、特色で印刷ができるのはオフセット印刷になります。

 

オンデマンド印刷はトナーで色を表現しているので、

何色がきても絶対に4色で作り上げるしかありません。

 

でも、最近のオンデマンド印刷機とその周辺機器はすごく良くて、

ある程度の特色は再現出来やすくなっております。

もちろん、再現しやすい色と絶対にできない色が存在します。

 

絶対にできない色は本当にできません。

 

自分が体験した中では、発色の良い(明るい)

・オレンジ系

・ミドリ系

・水色系

です。

 

近づけることは出来ても同じのはできません。

そしてベタだと、粗がでます。

 

だからといってオンデマンド印刷が劣っているとは限りません。

向き不向きのあるし、想定の範囲内であれば、

オンデマンド印刷の方が早いし安いです。

 

これからはもっともっと、トナーの開発が進むと思うので、

メーカーさん頑張って下さい\(^o^)/

 

つづく>>>

 

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印刷について ー色についてvol.2ー

一言で「黒」って言っても色々あったように、

他の色も一言では言い表せません。

 

特に自分は「赤」が不思議です。

 

自分が知ってる赤って言ったら、絵の具とかにもある

朱色の濃いバージョンみたいのです。

 

でも印刷業界で、赤100%っていうと、

マゼンタの100%になる場合があります。

 

自分のイメージするマゼンタは朱色みたいな色でしたので、

いいかなと思いましたが、色のチップで見ると、

むしろピンクに近い赤でした。

 

なら赤ってなに??と、いうと、

全く聞いたこともなかった「金赤(きんあか)」って単語でした。

 

マゼンタに金を混ぜたら高そうだし、

より一層明るくなりそうだし、どんな色かと思ったら、

一般的にイメージする赤でした。

ハンコの朱肉的な感じでした。

 

どうやら金赤とはマゼンタとイエローを100%くらいで混ぜてるみたいです。

 

自分、この金赤結構好きです\(^o^)/

名前も(^^♪ なんかリッチな感じがして(≧∀≦)

 

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印刷について ー色についてvol.1ー

色って意外に大変です。

 

光も色も三原色で、印刷は4色で、混乱します。

 

光は全部合わせると白になり、色は黒になります。

印刷は別で黒があるので、それのみでいけますが、

リッチブラックというのがあります。

 

名前の通り、本当は黒の一色のみでいいのところを、

他の3色も使ってより美しい艶のあるリッチな黒にすることです。

実際、オフセットでもしまった色に見えますが、ズレがあると残念な感じになります。

 

オンデマンド印刷でも色はデータのまま出力されるので、

黒以外を足すことも可能です。

全色100%で足すと本当にしまった黒になりますが、

黒だけとそんなに変わりません。

 

それより自分が呼んでいる「スーパーブラック」の方が凄いです。

 

それは黒100%に少し他の色を足すことです。

50%くらいシアン(青味)を足すと、青い黒になります。

マゼンタ(赤味)を足すと赤黒くなります。

 

この現象はオフセットよりも綺麗に出ており、

混ぜ方によっては本当に綺麗です。

これはさすがのオフセットも出来ないと思います。

 

オンデマンド印刷のトナーだからこそと思います。

 

自分の会社のロゴとかにブラックを使っていましたら、

是非色味を変えてみては如何でしょうか(*´∀`*)

 

黒にも色々あるんですよ(/∇\*)

 

つづく>>>

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印刷について ー用紙の厚さvol.3ー

最後の更新です\(^o^)/

 

品名 (kg) 紙厚(mm)
北雪 90 0.12
  110 0.15
  135 0.2
  160 0.23
  180 0.25
  225 0.3
クラークケント 90 0.12
  110 0.15
  135 0.19
  160 0.21
  180 0.24
  225 0.29
PHO 135 0.18
  160 0.2
  180 0.24
  205 0.28
ネルソンオペークケント 135 0.17
  160 0.19
  180 0.22
サンカード+ 135 0.15
  165 0.19
  180 0.21
  195 0.23
  225 0.28
  265 0.33
ボンアイボリー+ 165 0.19
  180 0.21
  195 0.23
  225 0.28
  265 0.33
レザック66/ホワイトグレー 100 0.11
  130 0.17
  175 0.21
  215 0.27
色上質/黄色 厚口 0.1
  特厚口 0.14
  最厚口 0.17
しこくてんれい 135 0.21
  180 0.29
LKカラー/黄色 180 0.23
  220 0.29

 

重さが違うのに同じ厚さもあったりと、自分もいい勉強になりました(≧∀≦)

 

なにかの参考になればいいなと思います(^^♪

 

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印刷について ー用紙の厚さvol.2ー

ちょっと風邪でダウンしてまして、更新おくれました。

 

他の紙も計ってみましたので、参考にしてください。

 

品名 (kg) 紙厚(mm)
アラベール/スノーホワイト 90 0.14
  110 0.16
  130 0.2
  160 0.25
  200 0.3
ヘリオスGA/ホワイト 135 0.21
  180 0.28
  210 0.33
  250 0.37
アペリオ/スノー 135 0.17
  180 0.26
  225 0.31
ヴァンヌーボV/スノーホワイト 105 0.16
  130 0.19
  150 0.24
  175 0.26
  195 0.29
  215 0.32
ヴァンヌーボVG/スノーホワイト 105 0.16
  130 0.18
  150 0.21
  195 0.28
ヴァンヌーボVM/ホワイト 150 0.21
マシュマロCoC 90 0.11
  110 0.15
  135 0.18
  160 0.21
  180 0.24
  200 0.25
Mr.B/スーパーホワイト 90 0.13
  110 0.17
  135 0.21
  180 0.27
ミセスB/スーパーホワイト 90 0.13
  110 0.16
  135 0.21
  180 0.26
グムンドカシミア/雪 147 0.24
  215 0.36
羊皮紙/雪 160 0.3
  220 0.38
パルテノン/白 160 0.2
OKミューズキララ/パープル 170 0.27

 

やっぱり全部は無理でした(;_:)

 

残りも計り次第更新します(^_^)

 

つづく>>>

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印刷について ー用紙の厚さー

ざっくりとkgの大きいのが厚いと述べましたが、

実際はどのくらいなのでしょうか??

計ってみました。

品名 (kg) 紙厚(mm)
上質 90 0.12
  110 0.15
  135 0.18
  180 0.23
オーロラコート 90 0.08
  110 0.11
  135 0.13
  180 0.18
エスプリV 180 0.22
  220 0.26
エスプリFP 135 0.17
  180 0.24
エスプリW 135 0.13
  180 0.19
OK金藤+ 90 0.08
  110 0.11
  135 0.13
  150 0.15
  160 0.16
ユーライト 90 0.11
  110 0.14
  135 0.18
ピズムマット 90 0.09
  110 0.13
  135 0.17
  180 0.24
TOマットN 135 0.16
  160 0.19
  180 0.21
OKマットポスト 180 0.21

 

個人で測定したので、正規のものではありませんが、

結構重さでもマチマチなのがわかります。

 

残りも測定したら、載せていきます(≧∀≦)

 

つづく>>>

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印刷について ー封筒ー

当社のオンデマンド印刷機は封筒への印刷も可能です。

 

オンデマンドで出来るのが、どれだけ素晴らしいか(^_^)

 

皆様も経験あるかもしれませんが、プリンターで手差しにて宛名や

会社のロゴをプリントしたことはないですか?

 

自分はあります。

しかも後悔します。

だって、結構な確率で、紙づまりは起こりますし、

ほぼシワが入ってしまいます。

 

メーカーに連絡して、シワが入りにくくはなりますが、

やはり少しは出ます。

 

しかし、当社のオンデマンド印刷機はプリンターの延長ではありますが、シワも出ません。

 

そして、封筒の欠点であった、大量発注をして、単価を下げる作戦も必要ありません。

少量を必要な時にご注文頂ければと思います。

 

また、封筒は大体の場合、同じ大きさで同じデザインにて注文すると思います。

その際も当社の「再注文」サービスをご利用頂ければ、

簡単に封筒をゲットできると思います。

 

10枚から購入できますので、是非お試しください。

印刷について ー用紙vol.3ー

最近、印刷についてばかりの更新ですが、

あと少し紙について書きます。

 

自分だけかもしれませんが、

なんで紙はあんなにも中途半端なサイズばかりなのでしょう。

A4は297×210、B4は364×257など、もっとわかりやすいサイズにしてほしい。

奇数になってる時点で、多少の大小も出るし、

最初から切って(割って)いくつもりなら偶数でいいのにと本当に思います。

 

でも、しょうがないです。

そもそもが「尺」とか「インチ」とかだったりして、

mmになってこうなったようなものですからね。

 

印刷業界はA4などの他に「菊判」と「四六判」というサイズがあります。

「四六判」の方が大きく、788×1091であり、大きさの由来は江戸時代の半紙みたいです。

「菊判」は636×939でして、アメリカの標準判が由来のようです。

 

当社のオンデマンド印刷機は、この菊判を四つに切った「菊四」のサイズが最大の大きさになります。

また、vol.2で書いたように、紙の厚さは重さで表記しているので、

サイズが変われば、重さも変わります。(比較する時のサイズは、一番大きいサイズです)

当社での重さの表記は四六判を基にしております。

 

まだ紙の特性の違いや表面の質感などの差があり、

てんぷらの用紙説明のところにも書きましたが、天文学的な量があると思います。

 

特性とかもここで発信できていけたらいいなと思います。