カテゴリー : 2013年 3月14日

印刷について ー色についてvol.3ー

黒にも赤にも色々ありますが、更にズバリの色を表すために

「特色」というものがあります。

 

まさに特別な色です。

 

印刷物の色はCMYKの4色で構成されており、

その混ぜ方で無限の色使いができます。

ただそれを毎回混ぜ合わせて作るのではなく、

混ざった状態の色を買っておくと、想定した色と

大きな差は発生しにくく、どこでも大体同じ色になります。

 

だから、印刷屋さんとお客さんで、この特色の色を知っておけば、

「何番の色でお願いします」>>「了解です」と、

話が早くなります。

 

この特色もインクメーカーによって様々あり、

全く以て把握することは不可能です。

そして、特色で印刷ができるのはオフセット印刷になります。

 

オンデマンド印刷はトナーで色を表現しているので、

何色がきても絶対に4色で作り上げるしかありません。

 

でも、最近のオンデマンド印刷機とその周辺機器はすごく良くて、

ある程度の特色は再現出来やすくなっております。

もちろん、再現しやすい色と絶対にできない色が存在します。

 

絶対にできない色は本当にできません。

 

自分が体験した中では、発色の良い(明るい)

・オレンジ系

・ミドリ系

・水色系

です。

 

近づけることは出来ても同じのはできません。

そしてベタだと、粗がでます。

 

だからといってオンデマンド印刷が劣っているとは限りません。

向き不向きのあるし、想定の範囲内であれば、

オンデマンド印刷の方が早いし安いです。

 

これからはもっともっと、トナーの開発が進むと思うので、

メーカーさん頑張って下さい\(^o^)/

 

つづく>>>

 

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