カテゴリー : 2013年 4月26日

画像データの解像度について

最近のデジカメは本当にすごいです。

数年前に比べると圧倒的に画素数が上がりました。

 

それでもって、素人でもある程度なら簡単に撮れ、

そのデータにて入稿していただくことが増えました。

 

そこで最近多いのは、超解像度の大きなリッチ画像での入稿です。

それは撮った写真等を”きゅっ”と印刷したいサイズに小さくしたときに起こります。

 

解像度は高いに越したことない!」と思うでしょうが、

データのままでは別に構いません。容量が多いだけです。

あとで引き延ばすかもしれないですし、ズームしていけば細かいところまで見れます。

 

ただ、そのまま印刷するとなんだかノッペリした、

メリハリのないものになります。

 

つまり細かすぎて再現できなくなってるのです。

 

そこで、その解像度の調節方法をご紹介します(*´∀`*)

ちょっと長くなるかもなので、用語などはググって下さい。

要点だけ書いていきます。

 

1.印刷するデータを作成(Illustrator CS6)

赤丸の画像が今回のターゲットです。

画像は大きいサイズをそのまま小さくしています。

image01

 

2.現状の画像情報を取得

すでにイラレ上にて”きゅっ”と小さくした画像の情報を確認します。

イラレ上にて「リンク」の情報から解像度(PPI)をメモします( ..)φ

今回の場合:2657PPI (サイズは約15.3mm×11.5mm)

この解像度は超リッチな画像になってます(;´Д`)

image02

 

3.配置画像データを編集

Photoshopにてデータを編集し、印刷に適した解像度にします。

(解像度などを編集するので、元の画像はコピーして保管してください)

下が生のデータ情報です。

1600×1200=192万画素72PPI

image03

 

このデータを”きゅっ”とすると、2項のようなリッチ画像になるんです。

 

さあ、これを直していきます。

メニューの「イメージ」>「画像解像度」を使います。

まず、「画像の再サンプル」からチェックを外し、解像度の欄に「2657」と入力します。

「OK」をクリック!!

image04

 

次に、「画像の再サンプル」にチェックを入れ、解像度の欄に「350」と入力します。

(350PPIは大体印刷に適した解像度です。400くらいでも大丈夫です。)

この時、「バイキュービック」を選択しておきます。

『OK』をクリック!!

image05

 

保存します。

 

 

4.リンク情報の確認

名前を変えて保存の場合➡リンクの再設定

上書き保存の場合➡リンクの更新

 

これで画像データは印刷したいサイズにて、印刷に適した解像度になります。

ちゃんとPPIは「350」になってますよね(≧∀≦)

image06

 

全くこの通りではなくても、流れはご理解頂けると思います\(^o^)/

 

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