印刷について ー加工についてvol.7ー
- 2013 5/10
- カテゴリー : 印刷について
- 投稿者 : tenseido plus
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代表的な加工で、あと一つは「表面処理」です。
簡単に言えば、
印刷した表面に加工を施し、見栄えを良くしたり、強くすることです(≧∀≦)
処理方法で、多く使われる3つを紹介します。
1.ビニール引き
紙の表面にビニール樹脂を塗布し、乾燥させる方法です。
ビニール樹脂は光沢なものと、艶を消すマットなどの種類があります。
また、傷や汚れに強く、加工の中では一番安価であるため、幅広く使われております。
2.プレスコート
樹脂を塗布した後に、熱と圧力を鏡面板でプレスし、圧着する方法です。
ビニール引きよりも強く、さらに光沢も美しくなりますが、価格は高めです。
3.PP貼り
紙とプラスチックのフィルムを接着剤にて貼り、熱で圧着する方法です。
艶のあるPPと艶を消すマットPPの2種類がある。
価格は3つの中でダントツに高価ですが、表面の保護や強い光沢は最高級品の証です。
表面処理を多く用いるのは、
・ポスター
・ラベル
・雑誌やカタログ等の表紙
・パッケージ(箱)
などがあります。意外に身近に存在しております。
この表面処理ですが、最高級のPP貼りで表面を保護し、耐久性や耐水性をUPしても、
雨風の当たる屋外には不向きであります。それにはそれ専用の紙とインクにて印刷しないとです。
結果、なんのための加工かというと、
「どこかでちょっとだけ濡れる可能性がある場合には効果がある」です。
てんぷらではオプションとして、現在ご用意できておりませんが、
点睛堂にて承っております。
ご相談など、ご連絡ください(^^♪
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