文字について vol.3

文字の形って実は環境が変わると変化するんです。

 

これは知ってる人は知っているんだろうけど、

ほとんどの人は知らないままになっている状況なのです。

 

自分も知りませんでした(=_=)

 

オンデマンド印刷の特徴である「バリアブル(可変)印刷」を

するにあたって、大きな壁であることに気付いたのがきっかけです。

 

それは、

windows XPからVistaに変わった際に、文字の規格も変更になったことです。

 

昔はパソコンなどのデジタル機器のHDDやモニタの画素数、CPUやメモリの低さによって

本当の複雑な文字を表現出来ないからと簡易的な文字に当て込んでいたのですが、

最近は簡易的な文字に頼らなくても、表示できるスペックが満たされてきました。

 

そこで、Vistaに変わる際にいままでの「JIS 90」から「JIS 2004」になり、

追加された文字や、簡易的な文字から字体が変更となりました。

 

文字も増えて、ちゃんとした文字になるなら何も問題ないじゃん

と、自分は思っていましたが、浅はかでした。

 

こんな現象が起こってしまっているんです。

葛飾区の「」の字を例に、

 

20130612

 

葛飾区はVistaの方の「人みたいな葛」が正しく、葛城市はXPの「ヒみたいな葛」が正しいと・・・

 

混乱する(;´Д`)

 

他にも前の規格の方が正しい場合は多くあるはずです。

いまされている表示が正しいとは限らないのです。

 

特にバリアブル印刷は人名や地名なので、とてもデリケートな部分だから尚更注意が必要なのです。

 

だから自分はデータを貰う際に、

XPですか? Vista以上ですか?」と聞いています。

 

大体、「えっ?」って言われますけどね(^^♪

 

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